この記事では、2018年3月3日のリニューアルオープン初日に参加してきた東京タワー 「トップ デッキ ツアー」をご紹介します。
1958年の開業から60年を迎える今年、1年5ヶ月に及ぶ大規模改修を終え、高さ250メートル地点にある特別展望室は「トップ デッキ」となって生まれ変わりました。
ツイッターの広告で3月3日のリニューアルオープンを知り、初日の予約を取って行ってきました!
- 東京タワー 最寄駅
- 入り口はトップデッキツアー専用
- 音声ガイドは秀逸
- メインデッキで乗り換え
- エレベータを2回乗り継ぎトップデッキに到着
- 高さ250メートルからの景色をご堪能ください
- 帰りのエレベーター
- 東京タワー 感想
東京タワー 最寄駅
最寄駅は次の通りです。
- 東京メトロ日比谷線 神谷町駅
- 都営大江戸線 赤羽橋
- 都営三田線 芝公園
神谷町駅2番出口から出ると、すぐにオランダヒルズの横から東京タワーが見えてきます。ここからだいたい10分ほどで到着です。
入り口はトップデッキツアー専用
ツアーへの参加は予約制となっています。予めオンラインで予約しておいて、予約サイトにある自分のQRバーコードをスマホに表示させて、専用の入り口で提示する仕組みです。なお、当日の空席がある場合のみ、1階のチケットカウンターでツアーチケットを購入できます。
慌てないためにしておくこと
QRバーコードのスクリーンショットを撮っておくと、入り口であたふたせずに済みますよ。提示しなければいけないのは、このQRバーコードのページのみ。
iPhoneなら、ホームボタンとロックボタンを同時に押すことで、 見ている画面を写真にすることができます。
正面突き当たりの側面に専用の入り口はありますので、東京タワー水族館の入り口を目指しましょう。正面から見えない微妙な場所に入り口があります。入り口の横にはモニターがあって、ここにご自身のツアーナンバーが表示されたら入場しましょう。ツアーナンバーはQRコードの下に記載されています。
音声ガイドは秀逸
ここでバーコードを提示し、音声ガイドを受け取ります。音声ガイドは、よく見るとASUSのスマホで、アプリを入れて動かしているようでした。
この音声ガイドは本当に良く出来ていて、特定の場所に到着すると、自動的に音声がスタートします。また、トップデッキでは、立っている位置によって表示されるボタンが変わり、目の前の景色の説明をすぐに再生する優れもの。
例えば北側の窓の前に立てば、「北」のボタンが表示され、南側の窓に立てば「南」が表示されます。
メインデッキで乗り換え
メインデッキ(タワーの中間150M地点の展望台)でエレベーターを降りて、トップデッキツアー専用のエレベーターに乗り換えます。以前は無かった頭上と床にあるトップデッキツアーのサインが、特別な雰囲気を出していて気分を盛り上げてくれました。見られている気がして、姿勢がピンとしてしまいます。
そして、エレベーターに向かうと、東京タワーの設立者と設計者の二人が語り出します。ここだけは撮影禁止でしたので、ツアーに参加した人だけのお楽しみということで。
エレベーターを降りたら記念撮影(ハガキサイズは無料、2L版は案の定有料で1,500円)があります。さらにエレベーターを乗り継ぎますが、ここでウェルカムドリンクが振る舞われました。といっても、お茶かスポーツドリンクですよ。さすがツアーと名前が付くだけのことはある。
ドリンクのカップがとても可愛らしくて、お持ち帰りウェルカムです。そのための袋もしっかりと用意されていて、さすが60年のノウハウは伊達じゃない、と感心。
乗り継ぐたびに狭くなるエレベーターに耐えながら、ついに「トップデッキ」に向かいます。このエレベーター、夏の暑い日はヤバいかも知れません。
厚さ15mmのガラスの外は、高度200Mオーバー。ワタシは嵐の日に登ってみたい。
エレベータを2回乗り継ぎトップデッキに到着
壁面と天井は幾何学的な模様を使った内装で、さまざまな位置に映り込みがあって近未来的な雰囲気を出しています。
ここでとても役に立つのが、この音声ガイド。方角ごとに、音声モードと景観モードが用意されています。音声ガイドは、街や施設、著名なビルや山、さらにその遥か彼方になにがあるか説明してくれます。ハワイがあると言われてもさすがに見えませんが、「へぇー」と心のなかで唸ってしまう。
特に良かったのは、場所によっては密集しているビルを、音声ガイド(スマホ端末)に映る画像とともに特徴をわかりやすく説明してくれて、迷わず知ることができるところ。機能もコンテンツも本当によくできている音声ガイドです。
障がい者も安心のバリアフリー
エレベーターの乗り継ぎはありますが、改修によってエスカレーターや階段を使う必要がなくなったことから、車椅子の方にも便利になりました。開業当時は、まだバリアフリーという概念が無かったんじゃないですかね。
高さ250メートルからの景色をご堪能ください
南東方向、真下に増上寺、奥はお台場。
西側、右端は六本木、奥は自由が丘、左側は白金台。
こちらは北側、奥はスカイツリー、左端は虎ノ門ヒルズ、手前のビルは愛宕グリーンヒルズMORIタワー。
8方向全ての音声ガイドを聞いて、
8倍満足!
さらに視力が回復した気がしますー。
帰りのエレベーター
トップデッキに登った後は自由行動となります。男女別のトイレも用意されていますので、飲食は禁止ながらも長居できます。帰る際には、エレベーターのところで呼び出し用のブザー(フードコートなんかでよくあるもの)を受け取って、エレベーターの到着を待ちます。最上段であるトップデッキまでのエレベーターは狭いので、混雑している時には順番待ちとなります。
スタッフのお姉さん達は、開業初日にも関わらず安定したガイドぶりでした。楽しいツアーをありがとうございました。さぁ、帰りましょう。
帰路はメインデッキ(150M)で乗り継ぎます。ここから景色を見ると、トップデッキ(250M)とはだいぶ違うことを実感しました。先ほどは下に見えた泉ガーデンが、ここでは真横に見えます。
東京タワー 感想
過去最大の改修工事を経て、1年5ヶ月ぶりに営業を再開した特別展望台は、トップデッキと名前を変えて、全てが新しくなっていました。
ワタシはスカイツリーの近くに住んでいますが、より都心のビル群に近い東京タワーの窓から見る景色には、「あれがミッドタウン、こっちは虎ノ門ヒルズ、あっ、豊洲新市場ってこうなってたんだ!」などなど、街を知るという楽しさがありました。
笑顔のスタッフさんと秀逸な音声ガイドがツアーを盛り上げてくれますので、都内住みの方でもきっと楽しめると思いました。
トップデッキツアー予約サイトはこちら(アフェではありません)
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