ご無沙汰しています。
下町の野良猫こと、アガシンです。
コロナ禍で仕事が増え、ブログを書く指が進みませんでした。
コロナ禍であっても、完全に引きこもっていたわけでは無いんですが。
さて、過去に上野の国立科学博物館で開催された「ミイラ展」を訪ねてブログを書きましたが、今年、新たな形で「ミイラ展」が帰ってきました。
ミイラ展の場所
場所は、お馴染みの上野公園にある国立科学博物館です。外にドーンと鯨がいる博物館です。
常設展とは異なる企画展なので、蒸気機関車の右側から奥へ進む。
奥には、ロッカーと傘立てがありますので、荷物があるなら、ここに置いとこ。
音声ガイド
企画展を見るなら、音声ガイドを借りた方が良い!
テレビで見かけるあの人やこの人が、美声でナビゲートしてくれます。
展示とそこに添えられた解説文以上のあれこれを知ることができる。
せっかく来たならこれを聞こう。
ほとんどの会場で、550円前後。
今回は、税込600円でした。
今回のミイラ展の場合はアプリ版もあって、App Storeで購入すると(610円)自分のiPhoneが音声ガイドに早変わり。
Bluetoothのイヤホンを持ち歩いているなら、こちらの方が良いかも。
音声ガイド機は重いので、私はけっこうその重さが気になります。今回も、首肩凝った〜。
展示内容
限られた場所以外は撮影禁止だったので、展示の様子を具体的にご紹介できないのですが、特徴を挙げてみます。
6体のミイラを中心に展示
時代や職業、性別などが異なる6体のミイラが主役でした。ミイラとそれぞれのミイラの特徴に着目した展示物。
前回のような生身のミイラの展示はない
ミイラらしい包帯グルグル巻きの姿のままなので、人物の姿を直接見ることはできません。ミイラそのものに興味がある方には残念かも。
一度包帯を剥がして調査してしまうと、二度と戻せないそうです。昔は、後のことを考えずにどんどん包帯を剥がしてミイラ本体もバラバラに解剖していたとか。あわゎ。。。
MRI、CTなどを元にCGでミイラを映像化
最新の医療機器を使ってミイラを撮影し、立体的にCGを作成し、動画にして大きなモニターに投影しています。
包帯の中の人物の姿が、断面や頭の中まで明らかになっています。
近年の画像解析技術の進歩は凄い
以前は「腹部の中に何かがある」ぐらいにしか判別できなかったものが、血管1本まで判別できるようになり、生前の病気まで診断できるようになりました。歯槽膿漏に悩まされて、膿が脳の近くまで達していたミイラも。
なるほど、CG化されることで、肉眼で見るよりよくわかりました。
視覚より頭で考える内容
以前のミイラ展は、「おぉ、これが!」という驚きと関心を持って魅入ってしまいましたが(妻ちゃんは気持ち悪くなってダウン‥)、今回のミイラ展では、「なるほど、うんうん。」「そういうことか!」という感じでしょうか。
チケット
チケットは、オンラインで。
入場時間指定制となっています。
チケット情報|【公式】特別展「大英博物館 ミイラ展 古代エジプト6つの物語」|2021年10月14日(木)〜2022年1月12日(水)|国立科学博物館
猫のミイラ。
頭は顔に見える部分になく、猫は、胴体の筒部分に丸まってます。
それでは!