フランス菓子のカヌレが好きです。
いろいろなカヌレを食べてきたわけではありませんが、見かけるとたいてい買います。
カヌレとは
言わずもがな、フランスのお菓子です。
独特の溝のついた形と、表面カリ、中しっとりが特徴。ワインを仕上げる工程で余る大量の卵黄の使い道として考え出されたお菓子だとか。
しかし、フランス革命で史料は消失しているので、正確な歴史は謎だとか。
仏エシレ
フランス南西部にあるエシレ村で作られる、EU認定の伝統発酵バターは、大型スーパーや高級スーパーで見かけることができます。
群を抜いてお高い。
このサイズで、このお値段!?
浅草ザ・ゲートホテル雷門の朝食で出てきた時には、食べずに持ち帰りました。
日本では片岡物産が輸入しているようで、エシレバターを使ったお菓子の専門店も展開中です。
エシレ・パティスリー オ ブール<渋谷> -ÉCHIRÉ PÂTISSERIE AU BEURRE-
エシレ・パティスリー オ ブールに行ってみた
祝日の14時に渋谷スクランブルスクエアに到着。
ヒカリエにあるのかと勘違いして、時間をロス。いえ、それがなくても14時は遅すぎました。
売り切れ
お目当てのカヌレは、既に売り切れ。
ググったら、お昼前には売り切れる模様でした。
完全にリサーチ不足です。
突如思い立って家を出たから、やむを得ません。
人気とは聞いていました。
なので、無いかもとは思いつつ、この日は雪が降った翌日だったので、出足が悪く残っているだろうとも少々期待していました。
渋谷の近隣で人気のカヌレはないか
「渋谷の駅前なのに楽天の電波悪っ!」とぶつぶつ文句を言いながら、検索。
"boB"
「ビーオービー?」
クチコミには「手土産に8種詰め合わせを購入しました。」とある。
フムフム、カヌレ専門店らしい。
場所は原宿のあたり。
渋谷駅から徒歩で15分ぐらいですね。
渋谷にはエシレ以外に用が無かったので、さっそく向かいました。
カヌレ専門店boB
「なんか並んでるなー」と路地の列を横目に見ながら通り過ぎたら、あれ?そこでした。
「ビーオービー」ではなく、
「ボブ」。
何があるのかな。
8種類以上あるみたいだけど。
並んでいると、いつの間にか自分の後ろにも列が出来ていました。
調べた通り、人気!
カヌレの種類
季節に応じたものもあるようですが、この日はざっとこんな感じでした。
数量限定で、
- トリュフ
- 和牛ローストビーフ(美味いのか?)
- やよい苺の半熟カヌレ
ほかには、
- 半熟プレーン(オーソドックスなもの)
- コーヒー
- スパイスとオレンジ(スパイス?選ぶには度胸がいるね)
- ラズベリーとカカオ
- 桃とアールグレイ
- ココナッツ(ココナッツ大好き!)
- 抹茶
- ほうじ茶
8個の詰め合わせは2,900円。
確かに手土産にいいね。
14時30分でも、まだ限定が残っていました。
トリュフ、やよい苺の半熟カヌレ、半熟カヌレ、ココナッツの4個を購入。
2,000円で少しお釣りがくるぐらいでした。
少し高いね。
苺の日持ちは1日、
苺以外は3日とのこと。
カヌレの味は
一般的には外側カリッ、中モチッだと思うんですけど、半熟というだけあって、外も中もモチモチ。
味はしっとり甘く、気を抜くと1日で全部食べてしまいそう。
やよい苺の半熟カヌレは、苺の甘味とカヌレの甘味が調和していて、一緒に口に含むと一層美味しい。
ココナッツは、主張し過ぎない。
一気に食べず、我慢して3日持たせよう。
というわけで、建国記念日は、カヌレの一日でした。
渋谷から神宮前まで歩いたので、カロリーはカヌレと相殺ですね!