こんにちは!
下町の野良猫ことアガシンです。
鼎泰豊→カキ氷→タピオカと、食べ物ばかりでしたが、その後はたっぷりと観光してきました。まずは、台北市街の公園の中にある、飛び抜けて大きな白い建物。見どころは、儀仗隊の凛々しい交代式。ここは、中華民国(台湾)の初代総統である蒋介石を顕彰する施設です。
とはいえ、あらかじめ調べていた訳でもなく、お馴染みのグーグルマップを覗いて発見したというのが本当のところ。恐るべしノープラン。グーグルマップ万歳!
わたしの観光方法(グーグルマップ)
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GOAL★
エクスペディアでホテルと航空券を予約してからというもの、奥浅草にある「浅草豆花大王」の店主から「寧夏路夜市」の情報を得たぐらい。
現地ではスマホとグーグルマップに頼りっきりでした。
現地でいつでもグーグルマップを使うにはレンタルWiFiが必須です。
台北監獄跡の塀
鼎泰豊から中正紀念堂に向かう途中に発見したのは、日本統治時代に置かれていた台北監獄の塀です。日本統治時代と聞くだけで歴史を感じますが、なんとこの壁に使われている石は、1884年に清朝(後の人物にラストエンペラー愛新覚羅溥儀!)が完成させ1904年末までに台湾総督府により解体された台北城の城壁を再利用したものです。
レンガで塞がれた出入り口に、当時の鉄の扉を想像させますね。本物の凄みがあります。
中正紀念堂
鼎泰豊のある東門駅から歩いてくると、中正紀念堂の裏側にたどり着きました。敷地が広くまだまだ遠いのに、すでにすごい迫力です。
中華民国初代総統は、日本では蒋介石の名で知られていますが、本国では諱(本名)の蒋中正の方が一般的。中正紀念堂は、逝去から5年後の1980年3月31日に完成した蒋介石を顕彰する施設となります。
中正紀念堂の内部
紀念堂の1階は、蒋介石初代総統にまつわるものが展示されていて、台湾の歴史と蒋介石初代総統の業績が紹介されています。当時の総統執務室を再現した一角には、総統が座っておられました。こちらの車は1972年製の蒋総統専用車両。ピッカピカ!
わずかでも「日中戦争」や「張作霖」に覚えがあれば、英語がわからなくても日本語の解説と英単語と年号で理解できる内容でした。正直言って、興味を惹かれる面白い展示。多少のプロパガンダは含まれているかもしれませんが、お隣の国のことをもっと知って損はない。
儀仗隊交代式
ぼちぼち帰ろうかとしていたところに、突然鳴り響いた軍靴の音。その音を聞いて、一瞬で何が行われるかわかったので、音がする方向に慌てて向かうとやはり!!これはヤバイ。
この後、儀仗隊はエレベーターに乗り込んでいく。それを階段で追いかけるわたしと妻チャン。
ハァハァ、ゼェゼェ。
けっこう登りましたよ。
ホールには、蒋介石総統がドーン!
儀仗隊と比べると、その大きさがわかる?あまりわかりませんね。でも大きいんですよ。
動画では「衛兵」と表記されていますが、陸海空の三軍の交代制による「儀仗隊」が正しいようです。
ホール天井には、中華民国(台湾)の国章である青天白日がある。写真では小さく見えますが、実物は大きいんです。
広大な敷地、元々は日本統治時代の軍用地だったそう。
正面から振り返って眺めると、やっぱり大きい。
民進党政権下で自由広場に名称が変更されました。この門も、とにかく大きい。とにかく、何もかもスケールが大きい中正紀念堂です。
台北の鳩も日本と同じ顔ですね。
ここから少し歩くと、旧台湾総督府、現総統府が見えてきます。
次回は博物館をご案内します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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台北出身の浅草の店主が教えてくれました。