本日は銀座の珈琲です。
場所は松屋銀座の裏、昭和通りから路地を一本入った角地になります。
入り口の横には、朝日稲荷神社が鎮座しています。こちらは、かつて江戸安政大地震により御神体が三十間堀川に水没し、30年後に発見されたという歴史を持つ神社。機会があれば今後記事に取り上げようと思います。
ちなみに三十間堀川とは
Google Maps より引用
かつては青色のマーカー部分を流れ、蓬莱橋(汐留橋)の所で汐留川、そして浜離宮横の築地川に接続して東京湾に注いでいました。
入り口
さて、お店は地下にありますので、階段で降りましょう。外からお店の雰囲気が分からないので躊躇しますが、地下にある入口の自動ドアで引き返すことも可能ですから、安心してください。
自動ドアを前にして様子を伺うワタシ。席は空いていそう。
地下ですが、ゆったりとして良さげな雰囲気が漂ってます。店内は高級感がありますね。
店内
中央までは禁煙席、一番奥に喫煙席のエリアが設けられています。
ワタシは中央の禁煙席。喫煙席エリアに扉はありませんが、煙草の臭いは少しも流れてきませんでしたのでヨカッタ。
店内の雰囲気は、このようになっています。暗めなので読書は適さなそうですが、心を落ち着かせたりしてゆっくりするには良い環境です。他のお客さんの声があまり気になりません。ワタシは、iPhoneでブログ制作に精を出していました。。。
専門店だけに、こだわりの珈琲
珈琲は、こだわりの豆を取り揃えています。農園や農地指定の豆を焙煎したての状態で提供されているそうです。
価格は、銀座という場所もあってかその分お高め。少しお得な本日のコーヒーで820円。その他は880円〜。
自分で書いておいて変な話しですが、スタバがすぐ近くで錦糸町と同じ価格のメニューを提供しているのに、銀座という場所のコーヒープレミアムがあるかは、実は謎です。
ワタシは、「ジャスミンのような柔らかい香り」という文句に惹かれて、水出しコーヒーを注文しました。
提供まで実に早い!水出しコーヒー920円。
水出しは抽出に時間がかかるので、お高め。だから、スイーツは無しで我慢します。
グラスがキンキンに冷えてるなぁと思っていたら、上層にシャーベット状の氷が浮いていました。コーヒーを凍らせたものではないかと思います。光が当たっているところの色の差が氷の境ですが、見えるでしょうか。
肝心のお味ですが、鼻の具合が良くなくて肝心の香りはあまり感じず、しかし飲むと、雑味無くスッキリとして美味しい。でも後に適度な苦味があり、コーヒーを感じます。
三十間で面白いのは、このカード。焙煎前の豆と、豆の説明がありました。素晴らしい!
少しお高めなので日常的に通うお店とは言えませんが、とっておきの話をする際に、ご利用されてはいかがでしょうか。