コザクラインコのきゅーい先輩とボタンインコのみかんは、2018年5月20日から一緒に暮らして1年が過ぎました。
人間を愛したラブバードゆえに、なかなか仲良くならないインコたち。
性格の違いとともに2羽の今をご紹介!
コザクラインコ
まずは、2017年9月にわが家に迎えたコザクラインコのきゅーい(愛称は「ギュー」)から。
1羽飼いだから飼い主にべったり
一途に愛情を注ぐのがラブバードと呼ばれるインコの特徴。コザクラインコは代表的なラブバードであるように、ギューもわたしにべったり
ゲージに近づけば、モコモコわさわさと出たそうにして、この表情。
わたしが何をしていても、近寄ってきて一緒にやりたがる。これは、いつのまにかギューが噛っていた録画用HDのUSBケーブル。感電しないようにビニテでがっちりと補強しました。
掴まっているだけかと思っていたら、噛っていたとは!危ない危ない。人間には大したことがない電流でも、からだの小さなインコには危険ですね。
傷ついたケーブルを見つけると、ヒヤッとします。隙間でごそごそしているときには注意しましょうね。
手の上でセルフメンテナンス(毛繕い)、からの頭をかきかき。リラックスして、甘えてきます。
お迎えした当初はさすがにここまで慣れていませんでしたが、6ヵ月を過ぎたころからべったり。
これが、ラブバードを1羽で飼う特権です!
どこにでもついてくる
朝の洗面台では、肩の上に乗ってドライヤーに威嚇したり、棚の上でポーチをいじくったり。
外出前には、いつも鞄の中に潜り込んで、このありさまです。
この行動が可愛くて楽しいんだけど、外はダメよ。
ゲージに戻る時間になると、胸の中に入り込んで「イヤ」アピール。
これをされるともう少し遊ぼうと思ってしまうから、コザクラインコはなかなか賢いと思います。
嫉妬攻撃
特定の相手との良好な関係を作ったコザクラインコには、よそ者を排斥する傾向が見られます。
コザクラインコとオカメインコとセキセイインコのフィギアの中でも、自分と同種のコザクラインコだけを執拗に攻撃!
他のインコのフィギアには、全く関心すら持たないのに!
わたしが他のコザクラインコと触れ合うのが、許せないみたいです。
これが、飼い主に懐いたコザクラインコに、2羽目をお迎えするのは難しいと言われる理由ですね。
逆に、コザクラインコ同士でうっかり気が合ってしまうと、飼い主に関心を示さなくなります。これでは、まるで別れたカップル、元カノ・元カレの関係。
ボタンインコ
そして、2018年5月20日に迎えたヤマブキボタンインコのみかん。
愛称は、玉子(注意:王子では無い)だったりファニーフェイスだったりします。
愛嬌のある姿
ご覧の通りの愛嬌のある顔と、寿司ネタの玉子のような色。
さらに、ボタンインコは片目でものを見る癖があるようで、視線を動かす姿がコミカル。体の動かし方も、一回り大きなコザクラインコとは違いますね。
好きなこと
個体差があるでしょうが、ボタンインコのみかんはとにかくテントが好き。
自分のお部屋のテントはもちろん、ギュー先輩のテントにも、我が物顔で入ってます。
さらに、箱とか袋とか、隙間も大好き。袋や箱を見つけると、中に入って居心地をチェック!
水浴びも大好きですが、なぜか羽ばたいて後ずさりしていきます。
喧嘩番長
ボタンインコは、体に似合わずクチバシが大きい。そう、ボタンインコはケンカ番長と言われています。
だから、咬まれるととにかく痛い。コザクラインコよりも咬む力が強くって、咬まれた指から血が出たことも!
ベタなれには程遠い、みかんです。
ベタなれのギューの後にお迎えしたからなのか、なかなか慣れないみかん。それでも気が向いた時には近づいてきて、掻いてのポーズ。
とはいえ、基本的に1羽で遊ぶそうが好きなようです。
コザクラ・ボタンの同居生活
ベタなれコザクラインコのギューと、ボタンインコのみかんの関係は、他人以上友達未満といった感じです。
よく一緒にセルフメンテナンス(毛繕い)をしていますが、この距離が2羽のパーソナルスペースの限界。これ以上近づくと、一方が逃げていきます。(逃げるのは、たいていコザクラインコのギュー。)
それでも、当初のように互いのクチバシを当ててバチバチすることは無くなりました。
水浴びしていても2羽の間にこの微妙な距離。
2羽とも食べることが大好きだから、ご飯を前にすると距離が近くなる。それでも、ギューはいつでも逃げられる体勢で食べていますが。
まるで、電車の到着を知らせるアナウンスが聞こえてきた、駅の立ち食い蕎麦屋。
ご飯をついばむクチバシが速い!
まとめ
- 1羽でお迎えしたコザクラインコはベタ慣れ(もはや人間!)。
- 後からお迎えしたボタンインコは、見ているだけで面白い。
- 2羽の関係は、他人以上友達未満。でも互いに嫉妬する。
子供のいない私たちを、インコたちは一生懸命楽しく盛り上げてくれています。
お迎えの記事はこちら!