こんにちは!
毎年G/Wに始まるミュージカルといえば、アニーです!2019年も、4月27日(土)~5月13日(月)の日程で開幕しました。
わたしは、2009年に一度だけ見たっきり。あの時は、大富豪オーバックス役に目黒祐樹さん(歴代最長の8年)、アニー役に飯塚萌木さんでした。
今年は、ハニガン役に早見優さんが抜擢され、アニー役の山崎玲奈さんの演技を始めとして、新しいアニーを楽しむことができました。
チケットの申し込み
チケットを申し込んだのは、昨年の12月7日でした。直前の4月上旬でも購入できますが、後ろの端の方になってしまうので、絶対に早期の申し込みがおすすめ!
わたしの場合、2018年12月に始まったe +(イープラス)のプレオーダー期間に申し込みをして、とってもいい席に当選しました。列番号では7列目ですが、新国立劇場の場合、前3列はオーケストラで潰れているので実質4列目!
端っこや後ろだったらどうしようと心配になって、最後まで座席表に目を通さなかったんですが、会場に入ってみると、4列目の真ん中だったのでびっくり!妻チャンも喜びの席でした。
特番(TV)
当年の4月に入ると、毎年、日本テレビ系列で特集が組まれます。今年は、4月13日(土)の情報番組シューイチ内で特集がありました。この番組を観て気持ちが盛り上がったまま、観劇当日を迎えるのがベストです
わたしらは、ビデオに録画して前日にチェック。アニー以下、それぞれの役者の顔が知れて、ますます翌日の観劇が楽しみに!「眠れなくなる!」とは妻チャンの言葉。
ミュージカル「アニー」
場所(東京開催)
現在、アニー東京公演は初台駅にある新国立劇場(中劇場)で開催されています。(2014年までの29年間はこどもの城青山劇場)
新国立劇場は、初台駅で降りてオペラシティの隣です。オペラシティの地下には、レストラン街や成城石井、ファミリーマートがありますよ。もしも早く到着したら、ここで休憩したり、ドリンクも買っておきましょう。わたしたちはサブウェイで間食。
会場内の様子
会場は、アニーを観劇するであろう親子でいっぱいでした。この子供たちは、元気いっぱいでガヤガヤしていたのに、開演するやいなや静まり返るから、アニーの力はすごい。
なお、メインエントランスホール中程にある女性用お手洗いは、個室が2つしかなくて激込みです。開場してから中劇場に入ったところのお手洗いか、オペラシティのレストラン街で済ませておくのが〇。
開演30分前から開場し、期待を胸に中へ。チケットに「5番扉」と書いてあり、分かりやすくスムーズ。
座席は、一般的な映画館よりもゆったりしていて、身長180センチを超える私でも楽に座れて具合が良い。しかも、各列にしっかりと段差があって舞台が見やすく、自分の座高の高さも気にならない(笑)。← 高身長の切実な悩み
座面には、このエアウィーヴが備えてあって、座り心地もなかなかでした。先日観劇した明治座にもありましたね。エアウィーヴは寝具だけかと思っていたら、いろいろとあるんですね。
舞台を背にして全体を見るとこうなっています。
キャスト
アニー役はダブル・キャストで毎回二人選ばれ、観劇した回はチーム・モップ(他方は、チーム・バケツ)。2019年の顔ぶれと役柄は次の通り。
- アニー 山崎玲奈(モップ)/岡菜々子(バケツ)
- オリバー・ウォーバックス(養父となる大富豪) 藤本隆宏
- ハニガン(孤児院の管理者) 早見優
- グレース・ファレル(オリバーの個人秘書) 蒼乃夕妃
- ルースター(ハニガンの弟で前科者) 青柳塁斗
- リリー(ルースターの恋人) 服部杏奈
- ルーズベルト大統領 阿部裕
ルーズベルト大統領役の阿部裕さんの歌がすごく良かったので注目です!
生演奏
演奏は生!
全身で音を感じることができる生演奏が、私たちをアニーの世界に連れて行ってくれました。
しかし、子供だか親族だかが出演しているという隣の座席のお母さんの雑音がうるさすぎた。「レッスンがー」「毎週大変でー」「うちの子がー」って、あなたが今日の舞台の評価を下げてますよ。気持ちがアニーの世界に入っているのに、ここでごちゃごちゃ現実の話しをするなと言いたい。(言えばよかった・・・)
親と一緒に来ている子供たちの方が、熱心にでも静かにアニーに見入っていました。
でも、感情移入し過ぎた妻チャンは、舞台が盛り上がったタイミングでひとり拍手してしまって、、、すいません。キッズダンサーに感動して反射的に拍手が出てしまったので、許してくださいね。
休憩時間(幕間)
16時30分に開幕し、17時45分頃(1時間15分後)からの幕間(まくあい)と呼ばれる20分間の休憩時間があります。この間に、お手洗いを済ませたり、おやつを食べたり。
気になる女性用お手洗いの行列は、最大でポールの終わりほどの長さ。思っていたより短いので安心ですね。妻チャンもサッと戻ってこれました。
そしてドリンクとおやつ。
角に売店と、臨時にスイーツが販売されていて、テーブルで食べることができます。
こちらはグッズ販売コーナー。
激しい人だかりですが見ているだけのひとが多いので、購入する場合はスタッフさんを大声で呼べば、混雑のわりにスムーズです。
10年前は、名曲トゥモロゥーが聞きたくてCDを購入しました。今回、妻チャンはハンカチを購入。
そして舞台は後半へ。
感想
10年前に見たアニーとは、基本的なストーリは同じでもまったく別の舞台のようでした。それぞれのキャラクター、セリフ、何もかもが新しい。過去に見たアニーとは違うものを観ました。毎年、新しいキャストとともに新しいアニーというミュージカルが生まれていたのですね。チーム・モップだけでなく、チーム・バケツも観てみたくなります。
野良犬のサンディーも、過去のもしゃもしゃだった犬種から変わり、ずいぶんとスタイリッシュで小柄な犬になりました。紐付きの手袋をリード代わりにするなんて、このサンディーじゃなければできない!うんうん、アニーならきっとそうする!こういう細かい演出に共感させられて、好きになるなぁ。
それから、早見優さんのスタイルの良さにはびっくり!私より年上だったと思いますが、あの美脚には驚きでした。そして、演技がうまい。
そしてモリー!
最年少の小さいからだで、とにかくエネルギッシュ!モリーには、ミュージカル「アニー」を盛り上げるためのたくさんの仕事がありました。孤児院の中では、アニー以上にミュージカル「アニー」のモリーです。
もうひとつ言わせてもらうと、ルーズベルト大統領のこと。阿部裕さんは、とにかく歌がうますぎ。あの迫力の歌声を聞くと、わたしも歌がうまくなれるのではないかと錯覚してしまう。同じ人間なのだから、もう少し近づけるのではないかと。(ムリムリ)
大恐慌の中、さらに孤児院でも前向きさを忘れないアニーには、大人でも元気をもらいました。妻チャンは、3時間前に戻ってもう一度観たい、4時間前に戻りたい、そして2日後には2日前に戻りたい。とにかくもう一度アニーの世界に戻りたい!そう言ってしまうぐらい、魅せられてしまいました。
12月にはアニークリスマスコンサートがあるようです。チケットが当たりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
*1:敬称略