下町に住む野良猫は土日に歩く。

「休日を彩り豊かに」下町住まいのウイークエンドブロガー

Netflixに加入して「POLAR/ポーラー 狙われた暗殺者」を見た感想、あらすじとか。

中央には、EARTH, WIND & FIREのSeptemberをBGMにお楽しみ中の男女。

左右には、おかしな男女が銃を手に忍び寄る。

そして、遠くにいた男が構えるスナイパーライフルから飛び出した弾丸が、回転しながら男性に向かって飛んでいく。

オープニングは、楽しげな音楽の中で行われる血なまぐさい光景でした。

でも、この映画は、こんなものじゃ済まされなかった。

 

 

ポーラー 狙われた暗殺者より予告

  Netflixより画面を引用しました。

 

出演者

なんといっても、最強の殺し屋ブラック・カイザーことマッツ・ミケルセンの渋さが最高です。映像から喫煙シーンが排除されている中で、なんなのこの渋すぎる姿。いや、それよりもジャケットにある眼帯の姿ですよ!メタルギアソリッドのスネーク登場!?それとも、ワルキューレのトム・クルーズか!

でも、当初は眼帯をしていません。眼帯をすることになった理由については、1時間22分を経過するところまで待ってください!

眼帯をしてからは、スーパーマッツに大変身するので乞うご期待。

 

あらすじ

殺し屋を裏事業とするダモクレス社の社員であるダンカン・ヴィズラ(マッツ・ミケルセン)は、50歳の定年を迎え、引退の準備をしていた。退職金は、本人と会社が拠出した年金基金から受け取る800万ドル。だがそこに、最後の仕事が入る。

当初は断るダンカン・ヴィズラだったが、ベラルーシに飛び、この仕事を済ませたところで、ダモクレス社に裏切られたことを知ったのです。

ダンカン・ヴィズラを始末するために、組織から特級チームが派遣される中、ダンカン・ヴィズラは、隠れ家の隣に住む女性カミールの誘いで、小学生に世界を教えます。でも、ナイフ捌きを見せたり、裏稼業で遭遇したギャグのようなネタを言うばかり。(でも、本人は超真面目!)そして、次第に心を寄せるカミールへのプレゼントは銃でした。

ドン引きしたカミールですが、その後、射撃の練習には付き合っています。とはいっても、カミールは過去の何かを恐れ、震えて引き金すら引けないのですが。

 

この映画、コメディとホラーとアクションが同居しています。思わず吹き出してしまうシーンがあったかと思えば、目を覆うような残酷なシーン。そして、ナイスミドルのスゴ技ガンアクション。もう、気持ちの切り替えが追いつきません!

 

さて、このまま見つからず隣人と仲良く余生を過ごしました、なんて落ちはなく、当然ながら組織に見つかってしまいます。それでも、ブラック・カイザーの渾名で恐れられたナイスミドルの技で返り討ちにするわけですが、仲良くなったカミールが連れ去られてしまったようです。さぁどうするブラック・カイザー。

向かった先は、ギターの演奏が響く薄暗いバー。ここに顔を出した理由は、昔の同僚から情報を仕入れるためです。でも待って。わたしは同僚と表現したけど、その爺さんはいったい誰?ここまでのドンパチは、この一瞬の裏切りのため伏線にすぎなかったのか。

その後この爺さんは登場しませんが、最後はギッタギタにされたことでしょう。

 

裏切りによって組織に捕まってしまい、ダンカン・ヴィズラは目を覆いたくなるほどの酷い目にあいます。しかし、元同僚の女性(こちらは裏切らない)の助けもあって、命からがら脱出に成功。未だ捕まったままのカミールを救出するため、スネークに変貌を遂げたダンカン・ヴィズラは、スーパーウェポンとともに最後の戦いに臨むのです。

 

カミールを救出してすべてが終わったところで、なんとダンカン・ヴィズラとカミールは、何十年も前に遭遇していたことが発覚。すべてを悟ったかのような二人は、第二章へ続くかのようなエンディングを迎えます。原作のグラフィックノベルを知らないのですが、続くんですよね~?

 

 

感想

「POLAR/ポーラー 狙われた暗殺者」を見るために、Netflixに加入しました。Twitterに流れてきた広告を見て知ったのですが、久しぶりに見たいと思った映画でした。感想は、期待通り!欧米では酷評されているそうですが、残酷なシーンにさえ注意すれば、最後までどこも目が離せない映画です。

途中にも書きましたが、急上昇と急降下を繰り返すジェットコースターのような展開に、気持ちの切り替えが追いつきません!

そしてこの映画は、ダモクレス社のベテラン社員と、2代目若社長(そのような描写があるわけではないが)&若手社員との対決でもあります。この欲に目が眩んだおバカな社長一派というキャラクターたちがいることで、一層ダンカン・ヴィズラを応援したくなるのです。最後には社長を見捨てる護衛役の従業員たちの姿に、多くの視聴者が共感を覚えることになるでしょう。

 

それから、映画を観てすごく魅力的だったのが、今回加入したNetflix(ネットフリックス)というサービス。当初30日の無料メンバーシップ期間中に解約するつもりで加入しましたが、映画は豊富だし、Netflixだけのオリジナル作品(しかも、ハリウッド映画並みの予算を使っているという噂)が、魅力的にしか見えません。

アマゾンのプライムビデオ(こちらもオリジナル作品が魅力的)があるので十分だと思っていましたが、HD画質のスタンダードプランが月額1,200円(税抜)なら、考えても良い価格ですよね。続けようかなぁ。

ここ10年ぐらい、放送される番組に飽き飽きしてテレビはほとんど見ないのですが、映画とドキュメンタリーだけは好きなわたし。テレビが活躍する日が来たかもしれません。

 

 

アマゾンプライム会員の方はプライムビデオが無料で見れますので、こちらもお忘れなく! 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。はてぶやツイート、スターで応援いただけると嬉しいです!

 

▽他に迷ったらこの映画がおすすめ