子供のころから東北地方では多くの温泉を訪ねたアガシンです。今回、初めて西の箱根温泉に宿泊してきました。
1泊2日と短い滞在ながら、往復の移動に使った箱根登山電車の思いがけない楽しさもあって、とっても満足の旅行でした。
箱根で知らないホテルにチャレンジするなら、またここに泊まりたい。
宿泊したホテル(旅館)はこちら
箱根強羅温泉 季の湯 雪月花 - (箱根, 日本) | エクスペディア
場所・交通
品川駅よりJR東海道線に乗って、まずは小田原駅へ。
箱根に行くには、箱根湯本駅まで一本で行ける小田急ロマンスカーが便利ですが、 1日1本の北千住発を除いて、他全てが新宿発となっています。
城東地域(東東京)に住んでいるとちょっと不便。
強羅駅までの直通バスも探してみましたが、無いようなので在来線で向かったわけです。せめて行きだけは、品川駅よりグリーン車に乗りました!
グリーン車なら、お弁当もビールも周囲に気兼ねすることなく飲めますね。
妻チャンは、さっそく缶チューハイ。
箱根登山電車
小田原駅から箱根登山鉄道に乗り換え、さらに箱根湯本駅で箱根登山電車に乗車。
ロマンスカーは、箱根湯本まで。
都内で人身事故があって、ダイヤが乱れていました。路線が長いと影響大ですね。
箱根登山電車は、新型車両と博物館級の旧型車両が混在して運行されていました。
乗車した109号は、1955年(昭和30年)東急車両製造のモハ2型です。
時代を感じさせる鉄の塊感がいい。
車両がホームに入ってくるなり鉄道博物館のような油の匂いがブワッと漂ってきて、鉄道好きでなくても、子供の頃のわくわくした記憶が蘇ってきましたよ。
妻チャンも「わー、何コレ!すごい、古い、変なレバーが付いてる!」と大騒ぎでした。
「進行方向が変わってピース!」
スイッチバックという方法でジグザグに山を登っていくから、最後尾に乗っていても、途中で先頭に変わります。
スイッチバックするたびに運転手と車掌が入れ替わって、指差し確認!慌ただしく忙しそうだけど、見ているこちらは楽しい。
強羅駅間にコンビニはありませんが、酒屋があるのでお酒とおつまみはここで調達できますよ。お値段も普通で◎。
だけど、夜は早々にしまるので注意してください。
季の湯 雪月花
駅を出て徒歩1分のところに、「季の湯 雪月花」はありました。
駅近に、立派な敷地!
エントランスホールの右側にある受付けでチェックインを済ませて、バイキング形式でお菓子を選んだらお部屋へ。
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箱根強羅温泉 季の湯 雪月花 - (箱根, 日本) | エクスペディア
お部屋(客室)
お部屋を荒らす前に、恒例の撮影会を開始。
清潔感があり、二人にはゆったりとした良いお部屋でした。
全ての客室のベランダには、檜のお風呂が付いています。ビールを片手に夜風に当たって入る温泉は最高。
狭そうに見えますが、サイズはなんとか二人で入れるサイズ。
かけ流しOK。
蛇口をひねると、盛大に温泉が噴き出して笑う。
貸切風呂
季の湯 雪月花には、男女それぞれ2カ所の内風呂と、3棟の貸切露天風呂が設けられています。貸切露天風呂は空いていれば使えるようになっていて、いわばフリーシステム。
なので、貸切露天風呂は予約することができず、全158室に対して3棟なので入浴するタイミングが難しい。
それでも、私たちが利用した木曜日の場合、10分程度待って入浴することができたので良かった。
このホテルの唯一の不満は、貸切露天風呂ですね。
30棟ぐらい用意して欲しい。
とはいえ、ひとたび中に入ってしまえば、家族やカップル、子供連れには最高です。
手前の「満天」から、順番に3棟。とにかく、先客が出たら入ってしまいましょう。
天井は開放されているので、大声はダダ洩れ。騒ぎすぎて貸切露天風呂から出てこれないようなことにならないよう注意!(笑)
乳酸菌飲料と、夕方からはアイスもサービス。入浴して熱い体を冷まして、水分を補給するのにありがたいサービスでした。
かなり頂きました。
客室でも飲んでました。
料理(夕食)
夕食は、しゃぶしゃぶ+寿司と、鍋+炊き込みご飯(時期によって多少変わるようです)から選べるようになっていて、チェックインの際の選んだのはしゃぶしゃぶ+寿司の方。
時間は、17時30分又は20時00分の二部制です。
到着したのが17時近くだったので、20時にしました。散策して、入浴して、ひと眠りして夕食の流れ。
しゃぶしゃぶは、ブランド牛ではないけど甘くて美味しいお肉。小食な妻チャンの分もたっぷり頂きました。お寿司は、好きなネタを10貫チョイス。
お腹がパンパンになるほどの量があって苦しい。
喉まで逆流。
辛い。
料理(朝食)
朝食も思いのほかたくさんあって、おかずが豊富で美味しいから、朝から腹パンパンになるまで食べてしまって苦しい。
お櫃のご飯って、なんでこんなに美味しいんだろう。
毎度、食べ過ぎや。
強羅駅の周辺
この日は、箱根山の噴火警戒レベルが2だということで、ロープウェイが全線運行停止中。
それでも、何かあるのではないかとケーブルカーに乗りました。
・・・
終点の早雲山に到着すると、そこは駅舎の工事現場。
ロープウェイは、やはり運行停止(強羅にそうのように書いてあったから当たり前ですが)。
つまり、何もない。
あっ、バス乗り場はありました。
出発前にHPを見ておくと予定が立てやすいですね!
強羅公園、彫刻の森美術館?
もっと歴史のある場所、広く見渡せる景色を楽しみたかったのですが、帰りが遅くなるのは嫌だったので(インコのキューイとミカンが待っています)、5分で帰りのケーブルカーに向かい、下山。
箱根の大文字焼きは、あそこだね!
強羅の駅の近くから見た大文字。
より高い早雲山駅からならもっとよく見えるだろうと思っていたら、見通しが悪くて何も見えませんでした。
小田原駅前で寿司
お土産を購入するために下車した小田原駅で、干物を購入したついでに遅めのランチ。
偶然見つけたお寿司屋でしたが、めっぽう旨い。
平日のランチは、お得に美味しいものを食べられますね。有給休暇万歳!
小田原駅近くの「潮り(しおり)」は、おすすめです。
場所は、北条氏政公墓所のすぐとなり。
実は、グーグルマップで発見した墓所を目指す途中で見つけたお寿司屋でした。
歴史好きも時には役に立つ。
ホテルと温泉だけを楽しみに行ってきたような一泊二日の旅行でしたが、アラフォー世代には、これが良かったようです。
せっかく温泉に入ってゆっくりとしようというのに、あちこち回って疲れていては、残るのは後悔。ゆっくりしたいなら余計なことはしない。
アラフォーからの温泉旅行のスタンダードになりそうです。
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