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インコの体調不良は早めに動物病院へ(キャリーゲージが便利)

コザクラインコのきゅーいのお腹の調子が悪いです。コザクラインコに限らず、小鳥は体調が悪いことを隠します。体調が悪いと知れてしまうと、大型の動物に捕食されてしまうからです。野生時代からDNAに刻まれた本能がそうさせています。だから、普段から様子を見て、ちょっとした変化に気がつかなければならないんです。

 

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インコの体調の変化

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体調の変化は、いつもと異なるインコの様子にあらわれます。具体的に挙げると、次のようなものがあります。

  • 食欲がない
  • 動きが少ない
  • 口のまわりに吐き戻しが付いている
  • お尻のまわりが汚れている
  • ふっくらして動かないことが多い
  • 糞が水っぽい

体力のない小鳥の場合は、体調が急激に悪化する場合がありますから、このような様子に気がついたら、できるだけ早く病院に連れて行った方が良いです。

 

おしっこみたいな糞

体調が悪い糞(だいぶ良くなった時のものですが)

体調が悪い糞(だいぶ良くなった時のもの)

きぃーいの場合は、体がふっくらとして、まるでおしっこのような糞をしていました。 コザクラインコは、他のインコと比べて水をよく飲み、糞がゆるいと言われていますが、それにしても以前とは異なる水っぽさとその回数。悪化すると、朝になって落鳥(=死)している可能性も考えられることから、動物病院に連れていきました。

 

小鳥を診てくれる病院がない

土曜日ということで、もともと期待せずにネットで検索したところ、なんと近くに「小鳥」を看板に掲げた動物病院を発見!午後の診察開始に合わせて、自転車で向かったところ。。。

「鳥は扱っていません。」

当たり前のように受付のスタッフが言うので、妻チャンから嫌味を言い残して帰宅。「こちらでは、看板に小鳥とあるのに診てくれないんですね。紛らわしいから早く看板を換えた方がいいんじゃ無いですか。」

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インコなどの小鳥を診てくれる動物病院って本当に少ない。「小鳥」を診るかの如く看板に掲げておいて実際には診ないなんて、信じられない。

 

昔からある地元の病院がいいかも

土日の受診はあきらめて、とにかくインコを診てくれる動物病院を探さないと。月曜日は妻チャンに連れて行ってもらうから、なるべく近場でわかりやすいところ。

 

森下に鳥専門の病院がありましたが、妻チャンがひとりで自転車で連れていくにはちょっと遠いい。タクシーという手段もありますが。

 

そういえば、以前住んでいた町に昔からある動物病院では、犬猫はもとより、ハムスターや小鳥も、さらに怪我をした野鳩まで、なんでも診てくれていました。離島の先生、まるでDr.コトー診療所のような。

△Dr.コトー診療所
あらすじはこちらのページに
ありますのでどうぞ。

 

自宅から近い動物病院。
下町が好き、そして、飼い主さんのことも考えて適切な治療費をモットーにしてらっしゃる先生です。ここなら小鳥も診察してもらえると確信を持ちました。 合羽橋通りに近く、妻チャンにも道がわかる場所というのもいい。

 

コザクラインコを連れて動物病院へ

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コザクラインコのきゅーいのゲージは大きいので、ボタンインコのみかんのゲージに入れて連れて行きます。自転車のかごの中でゲージがガタガタ、きゅーいは天井に張り付いたり、壁に張り付いたり、珍しい外の景色に落ち着かない様子ですがしょうがない。

 

診察時間

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日曜日と祝日以外はすべて営業していますが、この週は、翌日から週末までお盆休みだったとのことで、ギリギリセーフ。不幸中の幸いでした。案内を良く見ると往診までしているようなので、まさにDr.コトー先生。

 

診察

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初めての診察台に乗って(ゲージごとですが)、落ち着かないきゅーい。この後、診察しようとした先生の指を力一杯がぶり!先生が本気で痛がってました。荻原先生、ゴメンナサイ。止むを得ず、妻ちゃんの指に乗せてから先生が捕まえると、「脚がビョーン!」。妻チャンの指から脚が離れず、茨城県のゆるきゃらねばーる君のように伸びてました。。。

 

お会計

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乳鉢と乳棒でごりごりごりっと
お薬を調合してもらって、
料金は2,160円(税込)
安心の診察料でした。

 

キャリーゲージを購入

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△こちらです。

その後も通院しているのですが、自転車で移動するにはゲージが大きいので、お出かけ用のキャリーゲージを購入しました。

 

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部品の点数が多くてびっくりしましたが、冷静に組み立ててみると、意外にも単純でした。

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四方の面となる金網の角を、プラスチックのクリップで留めるだけ。

 

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キューさんも完成が待ち遠しい様子。価格が安いので精度に不安がありましたが、ぜんぜん問題なし。

 

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組み立てた金網をこれで底の部分に固定します。

 

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完成です。
小鳥用の止まり木と、水入れが付属しています。

 

再び動物病院へ

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自転車のかごに深く収まるので、安心して連れてこれました。移動中、キューさんは天井に張り付いたりしていましたが、ゲージ自体に高さがないから落ちても安心。

 

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荻原先生は、キューさんの変化に応じて、抗生物質を変えたり消化酵素を処方してくれたり。小さなインコにも寄り添って診察してくれるのが嬉しい。

できれば病院には行く機会がない方がいいのですが、人間と同じで、かかりつけの病院が見つかると安心ですね。

キューさんは、まだお腹の具合が時々悪くなりますが、動きはとっても元気。残暑が厳しいのでエアコンで室温を24時間管理して、朝からみかんとともにピッピーピリピリ大騒ぎです。

 

インコの体調不良まとめ

  1. いつもの様子を知り、変化に気が付こう
  2. あらかじめ動物病院を調べておこう
  3. 急変しやすいから、迷ったら動物病院へ
  4. 移動用のキャリーゲージがあると便利

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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