蔵前に台湾があるのをご存知ですか。台湾が好きなあなたにぜひ訪ねて欲しいショップです。
台湾スイーツ豆花にハマる筆者が、台湾人の美人スタッフさんがいる、メイドイン台湾グッズ溢れる台湾ショップとギャラリーを兼ねた台湾ティーカフェの2店舗をご紹介します。
台湾ショップの場所
春日通り沿いの都営大江戸線蔵前駅の出口から近い場所に、台湾オリジナルパターンの生地とグッズを扱う印花楽(In Bloom)と、台湾ティーを提供するギャラリーカフェ台感の2店舗が並んでいます。
台湾グッズを扱う印花楽(In Bloom)から
2店舗の右側にあるのが、「TAIWAN ORIGINAL pattern & print」を掲げるメイドイン台湾グッズを扱う印花楽(In Bloom)です。スタッフさんの多くが台湾出身の方たち(日本語OK)ですから、入店するなり台湾を感じます。
印花楽がパターンに使うモチーフは、このハッカチョウです。台湾在来のハッカチョウですが、今では外来種の侵入により数を減らしてしまいました。印花楽は、ハッカチョウをパターンに使い続け、ハッカチョウが絶滅の危機に瀕していることを提起しています。
店内には、日本のデザインとは趣がことなる色合いやパターンを持つグッズがたくさん!身近に感じるものからデザインしたと思える生地のパターンが多いようで、台湾の生活や景色が見えてくるようです。
- ランチョンマット
- バッグ
- ソックス
- パソコンケース
- ピクニックセット
- お皿 etc.
店内ところせましとグッズで溢れていました。
印楽花のモチーフであるハッカチョウのパターンもたくさんあります。このボトルケースが可愛くて、購入してしまいました。
ショートタイプとロングタイプがあって、こちらはロングタイプになります。数種類の色・パターンから、こちらを選びました。
ボトルを入れて、持ち手を縛ってこのように使います。リュックの肩ベルトに結んで使うと、サーモスのボトルを持ち歩くのに便利!
台湾ティー&ギャラリー 台感
左側にある台感は、ギャラリーを兼ねた台湾ティーカフェになります。この日は、台湾注目のイラストブランド「紙上行旅 Paper Travel」初の日本個展「蔵前」が開催されていました。日本初開催の個展でわが町「蔵前」を取り上げていただけるなんて、素晴らしい!
展示の他にも、高級イヤホンが展示されていました。詳しく見ませんでしたが、おそらく台湾のもの。奥に注文カウンターがありますので、席を確保したらそこで注文します。
台湾おふくろの味と言われる魯肉飯(ルーローハン)と、台湾ティーの鉄観音を注文。
活版印刷に挑戦
大テーブルの上にミニ活版印刷機があって、注文の後に眺めていると、体験させてもらえました。活版にポンポンとインクをつけて、金属をスライドさせて紙を圧着させます。
圧着させた後、逆にスライドさせると紙が剥がれて飛び出します。こんな仕組みになっているんですね。印刷されたマークは、台感のトレードマークでした。最近、この掠れた感じのレトロな印刷に人気が高まっていて、あえて活版印刷で名刺を作る方がいたり、クラウドファウンディングでミニ活版印刷機を作るプロジェクトを見かけました。ミニ活版印刷機を使って、自分で名刺を作れたら楽しそうですね。結構コストはかかりそうですが。
操作を教えてくれたスタッフさんいわく、けっこう上手い方だそうです。
台湾ティーの鉄観音
鉄観音は、左端の小さい器で飲むと味が引き立つとのこと。確かにお茶らしい良い香りがしました。差し湯が欲しいところでしたが、ここでは無いようです。
魯肉飯(ルーローハン)
想像より量があって、しっかり食事になります。簡単に言うと、漢方の味がする豚の角煮丼です。パクチーは苦手ですが、これはいける。美味しい。
本日の晩飯は、
鉄観音とこの魯肉飯で済ませました。
そのほかにも
可愛らしい缶に入った茶葉を購入することもできます。ちなみに、蔵前にはお茶の缶を作る企業があります。たまに開催される「ものまち」というイベント期間中、特価の即売会を開催しています。商工業が栄える台東区ならではですね。
蔵前に出現した台湾を感じられるお店、台感と印楽花。蔵前にお立ち寄りの際には、のぞいてみてください。
2019年12月現在、両店舗ともに閉店しています。
印楽花(In Bloom)があった場所には、自然とひとに優しい生活用品の”HOWMORE LIVING"が開店しました。
お店データ(閉店)
- 左側 ギャラリー&台湾ティー 台感
- 右側 TAIWAN ORIGINAL pattern & print 印楽花(In Bloom)
- 東京都台東区蔵前3-22-7
▼美味しい台湾スイーツの記事はこちら
最後までお読みいただきありがとうございました。