下町に住む野良猫は土日に歩く。

「休日を彩り豊かに」下町住まいのウィークエンドアドバイザー

門仲(深川・富岡・門前仲町)かき氷を食べてちょこっと散歩

蒼井優さんが食べ歩いた「かき氷」を紹介した本「今日もかき氷」を、偶然見つけました。天然氷、生フルーツを使用したもの、小豆やシロクマなど、夏が近づいてくると、食べたくなりますね。天気がよかった休日に、門前仲町から隅田川大橋にかけて、散歩してきました。

 

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▼表紙をタップで開きます

その本で見つけたのは、
門前仲町の甘味処。
かき氷をめざして出発。

 

最寄駅は、大江戸線の門前仲町駅。
たまにしか使わない路線ですが、御徒町−両国−清澄白河−門前仲町に通じているので、下町を巡るには抜群の路線です。

 

甘味処 由はら

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引用:蒼井優さん 「今日もかき氷」より

このページ、このむにゅーっとした笑顔を見て、門前仲町までやってきました。本に載っていないところなら、もっと近いお店も知っていましたけど。この笑顔なら、よっぽど美味いに違いない!ですよね。

 

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昨年、悪い事件で名前が出てしまった富岡八幡宮。その門前の商店街に、「甘味処 由はら」はありました。見たところ普通の甘味処ですが⁉︎

 

おそるおそる入ってみます。

 

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えーと、休憩中?
あまりにも静かなので、
本日はすでに閉店したのでは無いかと
ドキドキ。

 

大丈夫!
営業中でした。
たまたまお客さんがいなかったようです。

 

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とりあえず、蒼井優さんが座ってた席を確認してと。あそこ、窓際の端ですね。予約席となっていて、後から団体さんがいらっしゃいました。

目的のかき氷は常時20種類ほどあって、その中でも本で取り上げられていた氷ミルク金時(730円税込)をチョイス。

 

かき氷 氷ミルク金時

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まだ店内にはわたしだけだったので、
サクッと運ばれてきました。
シンプル正統派ですね!

なぜこちらのお店のこのかき氷が本にとりあげられたのか分からぬまま、あっというまにご馳走様でした。ちなみに、葛きりがあるのを見つけて、食べたくなったけど我慢したよ!

 

MONZ CAFE

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かき氷の後、深川不動堂(不動尊)の参道にあるMONZ CAFEを覗いたら、空席がありました。以前にも数回、お店を覗きましたが、その度に満席だったカフェ。常連さんをはじめ、いつも賑わっています。

こちらのカフェの場所には、かつて甘酒屋さんがありました。その歴史を消すことなく、清澄白河にあるAll Press Espressoをデザインした設計事務所さんがMONZ CAFEを設計し、経営されています。だから歴史ある参道にもかかわらず、新しいカフェが溶け込んでいるんですね。

 

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店内には、水出しコーヒーがポタポタ。1日かけて水出しするんでしょうね。水出しコーヒーは、スッキリして飲みやすくてコーヒーが苦手な人にもおすすめ!とか言いつつ、6時の閉店まで残り30分では長居はできないので、ノーマルのアイスコーヒー(少し安い)をチョイス。

 

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「古いけど新しい」みたいな店内で束の間の休息。コーヒーを飲むと、気持ちが落ち着きますよね。外のテラス席では、大勢の常連さんがガヤガヤと盛り上がっていました。地元に愛されてますね!

 

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このベンチソファーの座り心地が快適すぎて、いつまでも居たくたってしまいました。

▼お店のデータ
東京都江東区富岡1-14-5
■営業時間
[月~金]8:00-19:00
[土・日・祝] 9:00-18:00
 MONZ CAFE | 門前町

 

深川 伊勢屋の豆餅

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18時にお店を後にして、吸い込まれるように「伊勢屋」へ。 実は、「甘味処 由はら」に入る前にチェックしていました。深川から浅蔵まで歩いて帰ることを考えると、腹ごしらえも大切!

 

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大好きな豆餅を頬張りながら、
いざ行かん。
豆餅の塩加減がたまりません。

 

不思議なお店

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ただいま休業中となっていますが、手書きの看板を見るとBARだったんでしょうね。手書きの看板といい、外観といい、不思議なおみせ。

 

伊能忠敬の住居跡

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門前仲町に、
偉人の史跡を見つけました。

江戸時代に精密な日本地図を作り上げた伊能忠敬。寛政7年、1795年に50歳で江戸に出て家を構えた場所です。ここを住まいに、天文学者であった天文方の高橋至時に師事し、その後、1814年6月に八丁堀に転居するまで、ここで「大日本沿海輿地全図」の制作に取り組みました。

残念ながら、石碑以外に当時の面影はありません。しかし、大名屋敷や寺社仏閣が多くあった土地には、何かしらの歴史が埋もれていて楽しいですね。

 

紀文稲荷神社

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江戸時代の輸送は海上輸送が主流。そのため、江戸の町には運河が発達しました。浅草や蔵前ではほとんどの運河が暗渠化・埋め立てにより消失しましたが、江東区には多くの運河が残っています。この運河のほとりに、神社を見つけました。

 

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紀文稲荷神社
八丁堀に住んだ豪商「紀伊国屋文左衛門」、通称「紀文」の倉庫が、このあたり一帯にありました。そこにあったのが、紀文稲荷神社。

航海の安全と商売繁盛を願って、京都の伏見稲荷大社より勧請しお祀りされました。一時期は薮の中に朽ち果てていたそうですが、後に発見され再興、隣地のビル建設に伴って、現地に移転され今に至ります。

 

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隅田川大橋の東詰には、かつて富岡八幡宮の裏を通って木場に通じる運河がありました。この道路と道路の間の細長い土地が、かつての運河だった場所と考えられます。

 

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隅田川大橋から下流には永代橋、その先には石川島、月島、晴海の高層マンション群が見えます。隅田川を渡れば、すぐに浜町、人形町、そして浅蔵までの散歩ももうお終いです。

 

散歩を終えて

門前仲町から清澄白河の一帯には、江戸時代を感じる場所がたくさんあります。本日もまた、新しい発見ができました。歩くことが好きなわたしには、伊能忠敬住居跡は嬉しいお土産です。美味しいコーヒーもたくさんある町ですから、たびたび歩いて、歴史を掘り返していこうと思います。

 

この記事でご紹介した場所

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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