ただの烏龍茶と思うことなかれ。
これは、国家主席と委員長が飲んだお茶である!
本日の記事は、すっかり中国茶にはまったワタシから、お茶好きのあなた、美味しい中国茶を飲みたいあなたにお届けします!
中国茶館香香天風の場所
お店の名前は「中国茶館香香天風」といいます。
場所は、奥浅草の浅草4丁目にあってどこか見覚えのある店構え。
マップ:奥浅草周辺
看板には「浅草豆花大王」とある。
そうなんです。
「浅草豆花大王」と店舗を共有しているんです。お茶を飲みたいときも、台湾スイーツ豆花を食べたいときも、いずれもお店は豆花大王でOKなのです。
客席に区別はなく、フロアスタッフさんも共通。実は、いつもいるフロアスタッフさんの正体は、中国茶コーディネーターにして「中国茶館香香天風」のオーナーであった。しかも、オーナーさんは北京語を話すことができます!
隅の一角には、お茶道具が並んでいます。ここでお茶をセットしているんですね。
おすすめのお茶のメニュー
台湾・中国烏龍茶の飲み比べセットをはじめ、種類豊富なお茶が用意されていますが、おすすめしたいのは「お茶特セット」です。
- 500円以上のスイーツ・フードを注文した方
- 特別価格650円
2018年4月
- 獅峰龍井(しほうろんじん)
- 白牡丹(別名、白い紅茶)
- 翠玉(さっぱり烏龍茶)
2018年5月
- 碧螺春(へきらしゅん、ミントのような香り)
- 白牡丹(ばいむうだん、別名 白い紅茶)
- 金萱(きんせん、バニラの香りのさっぱり烏龍茶)
2018年6月
- 陽春白雪(香り抜群、白ジャスミン茶)
- キーマン(スモーキな中国紅茶)
- 阿里山烏龍(さっぱり台湾烏龍茶)
6月更新
まずは豆花から
まずは、ヘルシースイーツ豆花で500円以上の注文という条件をクリアします。上の黒い豆花は、妻チャンの黒ごま入りシロップ。イカ墨のように真っ黒で、妻チャンいわく「失敗した。」とのこと。
下の方はワタシの豆花で、黒糖シロップにピーナッツ、白きくらげ、さつまいも団子の3点をトッピング。お腹が空いているときには、さつまいも団子がグッドチョイスなんです。
獅峰龍井(しほうろんじん)
そして、獅峰龍井です。
人の手で平らに伸ばされた茶葉、独特な姿をしていました。
ぱっと見は、さやえんどう。
こちらのお店では、茶葉の広がりを見て楽しめるように、ガラス製の急須が使われています。高い位置からお湯を注いで、くるくるっと回転する茶葉。さっき摘んできたような鮮やかな色をしていて、じわじわと広がっていきました。
湯呑みグラスに注ぐと、黄金色のお茶。
もうね、香りからして初めての体験でした。飲むと、渋みのない透き通った味。
習近平国家主席と金正恩委員長の極秘会談の際に、習近平国家主席が振る舞ったのが、この獅峰龍井だと言われています。これ以外のお茶は有り得ない、キングオブ中国茶が獅峰龍井です。
翠玉
そして次の週に飲んだのが、台湾の翠玉です。翠玉は、近年になってから交配によって作られたお茶で、伝統ある高級茶葉とくらべると、どうしても格下とされてしまう。
しかし、現在在庫している翠玉はちがったようで、とてもスッキリとした、ジャスミンティーを思わせる香り豊かな烏龍茶に仕上がっていました。
よく見ると、葉っぱが烏龍茶ですね!
街の料理屋で出されるようなお茶しか知らずに飲むと、幸福感で全身が満たされます。
そんな気分。(←本当)
金萱(新茶)
バニラのような香りがする烏龍茶、金萱です。
茎があるのは手摘みの証し、
揉まずに仕上げています。
まさに葉っぱ!
お茶の名前は金萱というだけあって、黄金色ですね。バニラのような甘い香り、しかし飲むと香ばしい味わいです。良いお茶は美味しいですね!
キーマン
茶葉の雰囲気はいたって普通の紅茶ですが、香りがと味が独特。スモーキーフレーバと言われるだけあって、燻製のスパイシーな香りがします。これは、茶葉の仕上げに松の葉で燻してあるからです。例えるなら、ウイスキー。
コーヒーに加えて、これからは中国茶も楽しもうかなと思うわたしです。
▼台湾のヘルシースイーツ「豆花」の情報はこちらです
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