いま、浅草の中でもじわじわと人気が高まっている浅草寺裏の通称「奥浅草」。老舗から最近オープンしたお店まで、住宅地の中にお店が点在しているんです。その奥浅草にあって、最近人気の台湾スイーツ「豆花」を食べることができるのが、「浅草豆花大王」です。休日ともなると、遠くからたくさんの豆花ファンが訪れる、都内でも数少ない本物の「豆花」を食べさせてくれるお店です。
「浅草豆花大王」の店内では、豆花と台湾フード、それにさまざまな中国茶を飲むことができます。小さいころから豆花を食べて育ったオーナーさんは、日本に豆花を食べられる環境が無いことを嘆き、独学で製法を身につけ、台湾などを巡って各地の味を研究して、ついに2016年、ここ裏浅草に「豆花」を扱う店舗をオープンされました。
- 近年ホットな地域「奥浅草」に立地
- 台湾のヘルシースイーツ「豆花」が食べられる
- 中国茶コーディネーターが在籍
- 4万円の年間パスポートが、実はお得すぎる
- 奥浅草とは
- 浅草豆花大王の場所
- 浅草豆花大王の店内
- 中国茶コーディネーター在籍
- 豆花はトッピングが楽しい
- おすすめNo.1は、白きくらげ!
- 年間フリーパスがある!
- マンゴーかき氷(特上)はやばい!
- おすすめの台湾フードもある
- 台湾蒸しパン「花巻(はなまき)」
- 限定かき氷
- 浅草豆花大王のデータ
奥浅草とは
浅草寺の裏側、言問通りを挟んで北側に位置する台東区浅草3丁目と4丁目の界隈を奥浅草と呼んでいます。近年、カフェや雑貨屋さんなどお洒落なお店が増えてきています。雰囲気としては、同じ台東区の蔵前に近いかもしれませんね。地理関係は、浅草を真ん中に、北の奥浅草、南の蔵前となります。
浅草豆花大王の場所
奥浅草の中でも北側、浅草4丁目の路地のビル1階にあります。お店の前がごちゃっとしていますが、自転車を留めちゃいます。黄色い袖看板を目印にしてください!
マップ:奥浅草と浅草豆花大王
浅草豆花大王の店内
店内にはソファ席が3ヶ所にあって、大人はリラックスできるし、お子さん連れならとても安心。椅子だと落ちてしまいますからね。
中国茶コーディネーター在籍
お目当ての豆花の他にも、中国茶コーディネーターさんがいるだけあって「烏龍茶」などの本格中国茶が豊富です。烏龍茶だけでも、淹れ方の異なる飲み比べセットがあり、本場の味を体感することができます。
軽食は、花巻(中華蒸しパン)や雞肉飯(蒸し鶏丼)といった台湾飯に、豆花とのセットメニューも揃えています。
豆花はトッピングが楽しい
豆花は、トッピングをして食べます(正確にはトッピングしなくても良いんですが、味気ない)。トッピング1種類につき150円ですが、「トッピング3種セット」が350円で用意されていますので、3種選ぶとお得です。どれも美味しそうで悩みますね。貧乏性のワタシは、単価150円のトッピングを3種類選びたくなる!
豆花の注文方法は、次の3ステップで!
- 豆花のサイズを選ぶ(大小)
- シロップを選ぶ(温冷も決めます)
- トッピングを選びます
以上です!
せっかくなので、タピオカドリンクも注文しました。
まずはタピオカソイミルクティー。
タピオカソイミルクティは、アイスとホット、氷の量、甘さを選択することができます。はじめての場合は程度がかわからないので、「普通」が安心。ちなみに、ワタシは「普通の氷少なめ」、妻チャンは「甘さ控えめ」で注文しました。
味の方は、豆乳の味を残しつつも、タピオカミルクティの甘さがあり、コンビニやチェーン店の味とは雲泥の差。「うまい!」
そして、お待ちかねの豆花
豆花(大)+きび砂糖シロップ(冷)
トッピング:ピーナッツ+緑豆+白きくらげ
ピーナッツはふにゃふにゃしていて、定番の殻付き落花生では決してない。緑豆は青小豆とも呼ばれるもので、一般的にはもやしの種子として利用されています。もやしを購入すると根元についているあの緑色の皮の正体がこれです。意外とこれがうまいんですよ。もやしの根元に緑色の皮が残っていると、めっちゃムカつきますけどね!
おすすめNo.1は、白きくらげ!
透明の寒天みたいなものが、白きくらげです。よく見る黒いきくらげと同じ、キノコになりますが、これは無色透明です。ミネラルが豊富で、血中や肝臓のコレステロールを低下させる効果が高いとされていて、動脈硬化や心臓発作に効果的であると言われている食材です。中国では、昔から銀耳と呼ばれて栽培され、スイーツ食材の他に不老長寿の薬として珍重されています。
「白きくらげ」そのものはあまり味が無いので、食感を楽しむ感じ。きび砂糖シロップの優しい甘みが絡みついて、食感と相まって最高のトッピングです。
豆花自体が、絹ごし豆腐のような食感の豆乳から作られるヘルシースイーツです。ミネラルたっぷりの白きくらげの組み合わせは、体が喜ぶとっても優しいスイーツであること間違いなし。さつまいも団子を入れてトッピングの量を増やせば、ランチはこれで十分!とにかく全てがヘルシー。今なら、朝・昼・晩、豆花で良いっす。
食べていて途中でシロップが足りくなったら、スタッフさんに言うと追加してもらえますよ。冬の寒い時期だったらホット+きび砂糖生姜シロップが温まりそうですね。
うますぎるので、翌日も訪ねてしまいました。
豆花(大)+きび砂糖シロップ(冷)
トッピング:ピーナッツ+小豆+白きくらげ
やっぱり、うまいったらうまい!
久しぶりの大ヒット!
年間フリーパスがある!
1年間食べ放題となる「豆花フリーパス(税込4万円)」もあって、あまりのうまさに惚れて、妻チャンは購入してしまいました。
しかしながら、2018年11月を以って販売終了だそうです。豆花ファンは急がれたし!(その後聞いたところ、購入第1号でした!)
マンゴーかき氷(特上)はやばい!
マンゴーかき氷(特上)2,500円
ワタシがこれまで食べたどんなかき氷よりも美味しいと思った一品です。日光天然氷のかき氷よりも、美味しかった!お世辞ではありません!
台湾産アップルマンゴーと、台湾産マンゴーピューレーと、さらにフローズンマンゴーを使っています。練乳との相性は最高としか言いようがない。はい、マンゴーかき氷というあなたに完敗しました。かき氷の中のかき氷ですよ。
見たまんま、マンゴーの果実がごろごろと、これでどうだと言わんばかりに氷の上に乗っかってます。氷は、これだけ水分のあるマンゴーと練乳がかかっているのに、すごくふんわりさくさく。
なんとこれが、
年間豆花フリーパスを購入すると1杯ついてきます!
まだ4月でしたが、ばくばくと食べてしまいました。
年間パスポート、恐るべし。
ちなみに、マンゴーかき氷は3種類あります。
- マンゴーかき氷 750円
- マンゴーかき氷(上) 1,300円
- マンゴーかき氷(特上)2,500円
暖かくなってくると、もう一度かき氷が食べたくなりますね。
そして中国茶に関しては、次の記事にまとめました。
▼中国国家主席も飲む中国茶の正体はこちらの記事にあります
おすすめの台湾フードもある
まずは「ねぎ餅」350円です。
どのように作っているのか謎ですが、薄皮を重ねた面白い構造をしています。食感は、見た目に反してもちもち。みたらし団子のような甘辛のたれがマッチして、あっというまに食べちゃいました。
台湾蒸しパン「花巻(はなまき)」
「花巻」という名前だけあって、生地をくるくると巻いて作られています。どっしりとしていますが、口に含むとふかふかもふもふしていて、ほんのり甘い味がします。とても体に優しそうな味。子供から大人まで誰もが好きになりそうな、スイーツと食事の中間のような食べ物でした。しかも250円とお安い。豆花と一緒に食べると、十分なランチになります。
ヘルシーな食べ物ばかりで、遠方から訪ねてくるファンも多いというのも頷けます。2018年5月16日現在、既に妻チャンを含めて3名が「豆花フリーパス」を購入されたそうです。先日まで妻チャンひとりしか購入していなかったのですが、急激にファンを増やしていますね。
限定かき氷
2018年6月3日、
前日より生ライチが入荷していると聞き、
限定メニューの
フレッシュライチかき氷を
食べました。
通常のメニューには無い、
わずか1週間10食限定の
かき氷です。
フレッシュライチかき氷(1,600円)
台湾産の生ライチ10粒と
ライチシロップ。
オールライチです。
玉荷包(ぎょくかほう)
年にたった2週間しか空輸されない、
フレッシュな生ライチです。
あまり販売されていない
種が小さく果肉が多いこのライチを
食べることができたのは
ラッキーでした。
浅草豆花大王のデータ
- 浅草豆花大王(アサクサトウファダイオウ)
- 営業時間 午前11時から午後8時まで
- 定休日 火曜日
- 熱狂的なファンが多い愛玉子もあり〼
- 土日祝日の11時〜13時は、豆花教室や中国茶教室のため貸切になっていることがあります。開店直後に訪ねる場合には、事前に電話で確認がベター。
▼神田にある豆花専門店はこちらです
▼小鳥好きなあなたのための浅草のカフェはこちらです
▼雨の休日におすすめの美少女ゲームはこちら(更新)
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