妻ちゃんは、職場で指示を受け、伊香保温泉にある旅館を片っ端から調べていました。
その中にあったのが、洋風旅館ピノン。
伊香保に似合わぬ(伊香保の方、ごめんなさい!)お洒落な洋風の建物に、コース料理がディナーらしい。
しかも、お値段は年末だというのに、じゃらんなどの旅行サイトを使わなければ一泊1万4千円だという。
帰宅後にその話を聞いて、ぴのんのHPからすぐに予約しました。それが11月29日。
そして本日、新宿バスタ発 11時5分の高速バス「上州湯めぐり号」に乗り込み、出発しました。ちょいちょいiPhoneをいじって、あとはグースカピー💤
このバスには給電用USBが付いているので、ケーブルさえあれば眠っている間にフル充電ですよ。
途中、上里SAで休憩し、あっという間の約2時間30分で伊香保温泉まで到着です。
伊香保温泉到着
・・・
・・・・
・・・・・
・・・・・・
寒い!寒過ぎる。
頭痛がしてくるほど寒い。
副鼻腔と額と後頭部が痛い!
こんなに寒いとは思いませんでした。
山の斜面に位置しているからか、風がバンバン吹いています。
草津の方がよっぽど寒くない。
ランチ
ランチは、バス停近くにあったきぐれ茶寮を利用しました。
立派な建物だなぁと思っていたら、この門は江戸末期のもので、豪商宅にあったものを移築したとか。子孫が維持できなくなったものを、跡地に塀を建てることを条件に譲り受けたそうです。
店内にはテーブル席と座敷があり、床が冷たそうなので座敷を使いました。
ワタシのせいろ蕎麦。
妻チャンの釜揚げ蕎麦。
それぞれ天ぷら付きで、1,800円。
蕎麦自体は美味かったけど、高いね。
コンビニ
町の案内図を見ると、コンビニが近くにあるとのことでした。名物の石段に向かう途中にあるので、「帰りに酒とツマミを買って帰ろう」、「コンビニっていうか雑貨屋的なお店じゃないの?」なんて話しながら歩いていくと。
町の案内図には確かにコンビニと
書いてありましたが。
誇大広告。
予想の斜め上をいきました。
石段
寒さと頭痛に耐えながら、石段まで到着。
伊香保には、初めてきました。
これが名物の石段なんですね。
365段、一年と同じ段数があるそうです。
365段ってどうなの?と考えてもよくわからないので、取り敢えず登りますよ。
遠くに山の斜面⛰が浮かび上がってすごく綺麗。
寒さに耐えきれず、玉こんにゃくを買う妻チャン。フード+マフラー2本が、寒さを物語っています。
最上段には、神社がありました。
特に見晴らしが良いわけでもなく、サクッと降ります。
時代に取り残された場所
運動不足の脚は、この程度の階段でカクカクしてきました。降りの階段は怖いので、横道に入って道路から国道を目指します。
廃墟。
しかしそこで、廃れた伊香保の温泉街を見てしまいました。。廃墟と化した昭和の温泉街。賑わっている石段の裏に、こんな廃墟があるとは。
極め付けは、これでしょう。
最近記入したと思われる営業時間が別の看板にありましたので、今も営業していると思われます。
お座敷に出張なんて、今の時代に許されるのか。セクハラという言葉が無かった時代ならいざ知らず、こんな看板があるだけでも、アウトじゃないかと思います。
衝撃すぎる。
温泉地だと許されるのか。。。
ピノン
洋服旅館 ピノン
ウッドデッキには足湯があり、
ロビーには暖炉がありました。
暖炉があるなんて、素敵ですね。
宿帳に記入して、お風呂、夕食、朝食の説明を受け、まずは貸し切り風呂を予約しました。
本日の宿泊プランでは、通常45分2,000円の貸し切り料金が半額の1,000円になります。
2時間後の18時に予約して、妻チャンは身体を温めにお風呂に、頭痛がひどいワタシは、それまで眠りにつくことにします。
続く。