スイーツと言われるような洋菓子は、いろいろなところに有名店がありますが、和菓子に関しては、圧倒的に少ない気がします。
人気が無いわけではないんでしょうけど、食べる機会も少なくなりましたね。
さて、本日は日本のスイーツです。
場所
亀戸天神のそばにある、くず餅で有名な亀戸船橋屋本店です。近年は、駅構内で販売したり、柴又帝釈天参道やソラマチにも出店しています。
芥川龍之介先生が、中学生時代に体育の授業を抜け出してくず餅を黙々と食べていた、というエピソードがあり、お気に入りのお店だったようです。他にも、店の看板は、吉川英治先生の揮毫によるもの。今も店内に掲げられていました。外観は、見るからに伝統ある店構えですね。
喫茶室
お持ち帰りの他に、こちらの本店では、店内の喫茶室で、くず餅や、ぜんざい、あんみつ等を食べることができます。
真ん中に10人掛けのテーブルがあり、周囲にはぐるっと取り囲むようにテーブル席が並んでいます。グループで訪ねても、楽しく食べられそうですね。
クリームあんみつ
くず餅はお土産にして、クリームあんみつを頂くことにしました。たっぷり入って900円。
よく見たら、くず餅も入っていました。船橋屋ならでは。たっぷり赤えんどう豆が入ったてんこ盛りに黒蜜がたっぷり。
船橋屋本店の奥には、中庭がありました。ここは喫煙所ではないようですのでご注意ください。なお、お手洗いはこの奥にあります。
吉川英治先生揮毫の看板
お土産
名物のくず餅です。船橋屋のくず餅は、切れているから食べやすい!
見るからにベタッとくっつきそうなくず餅ですが、船橋屋のくず餅は、剥がれやすいのが特徴です。箸でつまむとすぐにバラバラになって食べやすいんです。さらに黒蜜は船の形になっていて可愛い。
店舗以外の購入
休日になると、外まで並ぶほど喫茶室が混み合いますが、亀戸駅前やソラマチにも店舗があります。
なお、喫茶室は17時00分がラストオーダー、閉店時刻は17時30分ですのでご注意ください。