銀座と名前にありますが、もちろん中央区の銀座ではありません。
戸越銀座の名前にもあるように、栄えている商店街には、京橋銀座（いまの銀座のこと）にあやかって、〇〇銀座と名付けたようです。
さて、砂町銀座商店街（以下、「砂町銀座」）といえば、江東区北砂に位置し、たびたびメディアに登場して、東京では名前が知られた商店街です。
その砂町銀座のイメージは昔からある賑わった商店街、そして安いこと！場所は、コーヒーですっかりメジャーとなった清澄白河の東側です。
ただ、どこの駅からも遠いので、交通手段はバスだったり自転車だったりと、少し不便な場所です。清澄白河も少し前までそうでしたが、江東区の総武線以南は埋立地であったり工場が多かったりして、貨物以外の需要が少なかったのか、南北の鉄道の発展が遅れました。
なので、車以外で向かう場合には事前にルートをよく確認しておきましょう！
砂町銀座を目指して出発！
鮫のはんぺんとおでんを目当てに、自転車を漕いで砂町銀座まで行ってきました。
錦糸町からだと、竪川、毛利、西大島あたりを通って、砂町銀座に向かいます。その途中、猿江恩賜公園という大きな公園があるので、ちょっと休憩。
元々は貯木場だった場所です。芝生や広いスペースでは、ラジオ体操やサークル活動だったり。それに絵を描いているいる人もちらほら。のどかです。
商店街入り口に到着
商店街は、晩御飯を求めるお客さんで夕方に混み合うイメージですが、ここは休日なら昼頃から混雑しています。だから、商店街の中では自転車はすごく邪魔。
あまり良くないんですが、駐輪場が無いので止むを得ず、明治通りから直ぐの魚屋さんの路地に置きました。残念ながら、皆んな考えることは同じなようで、他にもたくさんの自転車が駐輪中。
商店街の様子
ところどころ、道を塞ぐほどの行列ができるお店がありました。魚屋だったり、八百屋だったりと、タイムセールでもあるのかも知れません。少し経つと、行列は無くなってしまい、少し進むと、こんどは他のお店の前に行列でした。
中華屋が数軒あり、その中の一軒で揚げまんじゅうを買って食べ歩きました。雰囲気のせいか凄く美味しい♪
揚げまんじゅう近くのお店では、飲み歩き用のワインを発見！観光地化している商店街には、なぜかワインがあるんですよね～。
さっそく、スパークリングワイン（300円）を購入して、昼から飲み歩きです！わたし達がその日一番目のお客だったらしく、新しいワインの栓を開けてくれました。
ここは下町の商店街、他に飲んでる人なんか誰もませんが、観光客にでもなったつもりで飲み歩きました。
揚げ物はメチャクチャ安い。揚げ物やには、草鞋のようなチキンカツを食い入るように撮影する妻チャンがいました。揚げ物と焼き鳥は、とにかく安いですね！
この砂町銀座は細く長いので、まだまだ先はあります。しかし、時代の変化なのか、その長い商店街の途中、空き地になっているところや、シャッターが降りてしまっているお店がちらほら見えました。
お目当てのおでん
本日のお目当ては、こちらのおでんでした。少し先にいったところにもおでん屋さんがあったはずなのですが、しばらく来ない間に閉店してしまったようです。残念。
おでん種は全て手作り、はんぺんの材料には気仙沼の鮫を使う本格派。食べるとふわふわしていました。
たっぷり2人分のおでんを買って、お会計は600円ちょっと。おかみさんの暗算も凄いですが、このお値段には驚きです。さすが砂町銀座！しかも、大根は特大です。
おでんを一から自宅で作ろうと思ったら、材料を揃えるだけで千円以上かかりそうなので、商店街のおでん屋さんは貴重な存在です。
なお、お店の前まで自転車に乗ってきた場合は、降りてスタンドをしっかり掛けてから注文しましょう。乗ったままだと、お店のお母さんに本気で怒られます…
漬物屋さんでは、松前漬けを購入しました。
謎の高齢者用高級シューズを発見。この価格ならナイキの良いランニングシューズが買えそう。砂町銀座に似合わぬ価格で、いったい誰が購入していくのか謎です。
衣料雑貨店は、商店街に必ずあるお店ですね。若者向けはないように見えて、思わぬ掘り出し物がありそうです。似たようなお店で、妻チャンがストッキングを購入していました。仕事用として割り切ると、かなりお買い得らしいです。
感想
ということで、おでんを目当てに砂町銀座に行ってきました。結論としては、行くまでがたいへん！しかしおでんはとても美味しい！また、お店の数が多いので、見て楽しめる商店街でした。近くまで行った際には、立ち寄りたいと思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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- 江東区北砂
