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下町に住む野良猫は土日に歩く。

歴史や名物、カフェを訪ねて、休日に下町を歩きます。

文京区本郷|博物館 東大総合研究博物館|赤門展

記念すべきブログ第一号は、東大総合研究博物館です。

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はじめまして、下町の野良猫です。So-netblogから、こちらに引っ越してきました。何故って、blog作成が楽で、機能がわかりやすから。

 

さて、 初回はここです!

場所は東京大学本郷キャンパス内、懐徳門から入ると近い。

 

  

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本郷キャンパスの大部分は、加賀藩前田家の上屋敷の跡地になります。江戸開府当初は、上屋敷は和田倉門の辰ノ口にあったとされていて、人文社発行「江戸東京散歩」で辰ノ口を調べると、現在の東京海上日動、新丸ビルのある辺りにあったようです。火災により消失し、下屋敷であった本郷邸が中屋敷に機能を変え、新たな上屋敷も火災で消失したことなどから、本郷邸は上屋敷となったらしい。

 

写真は、明治に入ってから建ったという前田家の洋館の土台から上の部分です。門を作る際に発掘して移設展示されています。

 

さて、博物館に入りましょう。こちらは入場料は無料。素晴らしい!

 

中では、隕石や鉱物、剥製がお出迎え。さすが東大、カバーしている範囲が広い。

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博物館でも研究しているようです。

 

 

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象の大きな骨格標本。剥製や標本は、生命の歴史であり大きな遺産。学者の好奇心が、その価値を最大化する。そんな言葉が展示にあった気がするような、何かが違うような。

 

 

さて、本題の赤門展は奥に。

 

 

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発掘された前田家上屋敷の陶磁器や屋敷図が展示されています。また、赤門の明治期からの変遷が写真で見ることができました。

 

タイミングよく発掘に関わったと思われる教授(たぶん!)が、関係者を引き連れて説明をしているところに遭遇しました。せっかくなので、さりげなく紛れ込み話を聞かせてもらいました。こんな偶然も博物館には良くあること♪

 

赤門は、将軍家から前田家に嫁いだ溶姫の為に建てられたもの。明治以降、撤去の話もありましたが、学内関係者を中心に保存に尽力され、いまの姿があります。明治維新と呼ばれるものは、無教養に破壊するのが好きらしい。

 

 


明治期からの変遷が、よく分かります。赤門は、本郷キャンパスの建築計画により、当初の位置よりも14メートルほど移動しているって知っていました?

 

赤門から入った溶姫御殿と呼ばれる屋敷では、本国加賀ではなく、江戸前の食材が使われていたことが、発掘された魚や鳥の骨、貝殻から確認できたようです。

 

さらに、発掘された徳利から分かったことがあります。

徳利の底にはには必ず酒屋の屋号が描かれていて、お酒を仕入れた酒屋がどこかわかります。

溶姫御殿には加賀藩前田家とは異なる酒屋が出入りしていて、それは江戸城に出入りする酒屋とも違う。溶姫御殿は、将軍家や前田家とも異なる、独自の運営がされていたようです。

 

 

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これらも発掘された陶磁器

 

 

赤門展は5月28日までですが、季節ごとに様々な展示があり通年楽しめるので、一度はどうぞ!

See you again.

 

 

【DATA】